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Sanukiyama Legends Kagawa

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. Japanese legends and tales 伝説 民話 昔話 - Introduction .
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Sanukiyama no densetsu 讃岐山村の伝説 Legends about Sanukiyama Village

Mount Sanuki 讃岐山
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- - - - - ABC List of the prefectures :


......................................................................................... Kagawa 香川県

akashaguma アカシャグマ the monster Akashaguma
山の尾が寄り合って谷川の流れが渕になっている所ではアカシャグマという妖怪が出る。とてつもなく大きな声を出して大空を飛ぶので振り返って見ると大きな歯をむき出しにして笑っている。

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ama no naku ishi 尼の泣き石
女人禁制の大川山に登りたいという女が尼となって苦行を重ねた後、山に登りはじめたが、社の近くになって足が動かなくなり、持参の手水鉢も動かず、尼は石にしがみついて泣いた。そこは以後尼の泣き石と呼ばれた。

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daija 大蛇 a huge serpent
高清左衛門が20間余りもある大蛇を鉄砲で撃った。大蛇の逃げた先にいた老婆を大蛇の化身と考えた彼は、老婆を撃ち殺した。彼が老婆の家の家人や近所のものに殺されてしまうと、老婆に化けた魔性は正体を現した.

村人が竜王神社に雨乞いすると、小さい蛇が出てきたが、村人舘は小ささを不満に思ってあざけったところ、たちまち大蛇に変身し、尾は向かいの谷に、頭は社の大松にあごをかけていたという。

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hihatsu shonin 飛鉢上人
中寺に飛び鉢の方を使う上人がいて、瀬戸内海を通る船に鉢を飛ばして追いかける。船頭が鉢に白米を入れると鉢は帰るが、入れないと鉢が燃え、火を吹きながらどこまでも船を追いかけてくるという。
--- 法道仙人飛鉢伝説と海の道
瀬戸内海には、鉢が船に対して食を求めるという不思議な伝説が点在する。この伝説の成立背景を、説話や、地元の伝承、伝承地の地理的環境から考察したのが本書である。 托鉢の鉢が自由自在に飛び回り、海上を行く船に対して米を求め、応じぬ場合はすべての米俵を連れ去るという「飛鉢の法」。この法をおこなったうちの一人が、空鉢仙人とも称された播磨の法道仙人である。人びとは、法道仙人に何を求めたのか。その背景には、各地の伝承地をつなぐ「海の道」が見えてくる
- source : iwata-shoin.co.jp ... -

kawa joroo 川女郎 いくつかの谷の水が集まった渕になっているところに、川女郎が出てくるという。

yamaneko 山猫,Yama no Kami 山の神
真夜中に焼き上がった炭を出そうと働いていると、猫の鳴き声が聞こえる。声は急に大きくなり、きっと山の神さんに脅かされたのだと思って、以後は真夜中に山仕事をするのをやめたという。

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janomegasa no hihi 蛇の目傘のヒヒ
薄暗い山道を蛇の目傘を差した若い女が歩いてくるのを見つけた男は、近寄って声をかけた。顔を確かめようとしたが見えず、「イヒヒ、ヒヒッ」と笑うだけだった。以後これは蛇の目傘のヒヒと呼ばれた。
. Hihi 狒々/ 狒狒 / 比々 Hihi Baboon Monster .


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mashoo 魔性 kind of devil,yamainu 山犬 wolf
山中には魔性の通る道があり、家路を急いでこの道を通るとしても大きな音がする。その時山の神に助けを求めると必ず犬が現れて道案内してくれるという。
. yama-inu, yamainu 山犬、豺 "mountain dog", wolf .

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nopperaboo ノッペラ坊
ある日の夕暮れどき、男が首切峠を心細く歩いていると、先方に一人の墨染めの衣を着たお坊さんが歩いていたので近づいたところ、坊さんは目も口もノッペラ坊であったという。

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ojomo オジョモ
母親が風呂から帰ると子供のなく声がし、家の中は真っ暗だった。部屋ではオジョモが子供を手玉のようにもてあそんでいた。母親が声を限りに叫ぶと姿を消したという。

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ooburoshiki オオブロシキ
炭焼小屋で茶を沸かしていると、火にあたりに来る者がいた。その男は自分の金玉を火であぶって、どんどん拡げてゆくので、金玉に包み込まれては大変だと、小屋の主は金玉に薪の燃え株を投げ込んだという。

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shaguma しゃぐま / 赤熊 / 赭熊
ある日のたそがれ時、一人の男が狸道の薮の脇の道を通ると、薮が動くのでのぞくと、赤い髪でおんぼろしゃぐまの大きいやつが現れた。このやぶはシャグマヤブと呼ばれるようになった。

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shirofusuma シロフスマ
シロフスマと言う妖怪は一つ目で足が一本だという。旧家の蔵の中に住み、雪が降ると蔵から出て門の内を歩き回る。家の周囲を一本足で巧みに歩き、門の外へは出ずに、再び蔵の中へ帰ってくるという。

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shooben nomi ショウベンノミ a ghost drinking urin
炭焼の山小屋の脇に、便所の代わりにタンゴを据えて小便するが、真夜中に小便を飲みに来るものがいるという。見たものはいないがそれをショウベンノミと言うようになった。

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soorenkaki そうれんかき the monster Sorenkaki
たそがれ時にはそうれんかきがよく出る。2人の男が輿をかついで続々と通るため、他の者はそこを通るゆとりがないという。死霊の仕業と考えられる。

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sumotori boozu スモトリ坊主
茶道の辺りにはスモトリ坊主がいて、小さい子供の姿になって通る人に「すもうをとらんか」と誘いかける。子供とあのどれないなかなか手ごわい相手だという妖怪だった。

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. tanuki 狸 - mujina 狢 - racoon dog, badger legends .
tanuki 狸 a badger
炭焼きの男が夕食をネゴヤでとっていると小屋が大きくゆれて茶碗の飯も上から落ちるほこりで食べられず、狸の仕業ならよいが、祟りではあるまいかと恐れて下山してしまったという。

夜大きな石が山頂から転げ落ちる音がしたり、早朝に稲刈りの音がするが、出かけてみても何も起きておらず、狸の仕業だと言われる。砂ほり狸は自分の小便を隠すため、前かきに砂をばらばらとかけるという

ある男が、蕗の薹を食べて酔った狸を捕まえ、狸汁にして仲間と食べたところ、皆腹の調子を損ね、男は数日間寝込んでしまったという。

雨気の多い夜、ちらちらと青い灯が見え、一列に並んで歩く様子は嫁入り行列の灯のようである。向かいの谷から、「どこぞ嫁さんが来たのか」と叫ぶ声がするが、祝い事はない。狸の仕業と言われる。
中熊谷に沿う道の大きな薮のあるところは狸道で、シャリシャリと小豆を洗う音がするが誰もいない。向かいの谷から「栗の木で首つりが舞いよるぞ」と叫ぶ声がするが、首つりなどはいないという。

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tanuki no yome-iri 狸の嫁入り "the badger takes a bride" - procession
When it gets slightly dark in the evening, especially when there is a little rain,
people can see the lanterns of a tanuki procession.
The light is slightly blue, almost like a procession for a funeral, and very light.
When a badger licks its tail, the lanterns begin to glow.

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. Tengu 天狗と伝説 Tengu legends "Long-nosed Goblin" .
When a Tengu was flying over, he lost one of his geta下駄 wooden clogs,
which fell on the rock ウブの岩 Ubu no Iwa and split it into two.
During amagoi雨乞い a rain ritual, the Dragon King is venerated,
if there come white clouds, a Tengu comes down and sits on matsu no ki松の木 a pine tree.
Now it begins to rain.
. Ryuu-oo 竜王 Ryu-O - The Dragon King .


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yamainu, yama-inu 山犬 a wolf
男が葉たばこの収穫の帰り、疲れた足取りで夜半の山道を歩いていると、山の神さんを祀ってある辺りから山伏がついてきて家に着くまで見送ってくれる。道に迷ったときに山伏が道案内してくれたという例も多い。

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Yangyosan ヤンギョウサン / kubikire uma 首切馬 節分の日には阿波の国からヤンギョウサンと言う首切馬が峠を越えて四つ足堂までやって来る。 Yotsuashi Do 四つ足堂

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yamanba 山姥 an old mountain hag
昔々、山の中にある家で風呂を立てると山姥が隣の人に化けてやってきた。家人が先に入ると、山姥は風呂桶ごと頭にのせて山中へ走った。家人は松の枝につかまって何とか逃げることができ、以来松はめでたい木となった。

おばあさんに養子としてもらわれていった子供のことが気にかかった母親が後を追うと、子供の泣き声がしたので叫ぶと、おばあさんは消えた。辺りには赤ちゃんの手首が落ちていた。おばあさんは機を織る山姥、hataori basama ハタオリバサマだった。

お母さんが買い物に行っている間、2人の子供が留守番していると、山姥がやってきてお母さんのふりをした。戸を開けてしまった2人は逃げ、天から降りた金の綱を伝って天に昇った。山姥も追ったが腐れ縄が切れて落ち、石で頭を打って死んだという。

米を運んでいる途中、馬が動かなくなったので不思議に思った馬方が周りを見ると、松の枝に何かがいて声がするので答えると、馬鍬の歯のような口をした大きなものが木の枝で笑っていたという。
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yamaneko 山猫,mountain cat / Yama no Kami 山の神
真夜中に焼き上がった炭を出そうと働いていると、猫の鳴き声が聞こえる。声は急に大きくなり、きっと山の神さんに脅かされたのだと思って、以後は真夜中に山仕事をするのをやめたという。

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yama no kai 山の怪 a mountain monster
山で木を切るため山小屋に泊まっていると、夜に向かいの山で木を切っている音がして眠れないので翌朝文句を言ったが同じ言葉を返された。恐らく山の怪のしわざであろうと言われている。

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- reference : nichibun yokai database 妖怪データベース -
讃岐山村の伝説と昔話 by 谷原博信


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. Legends about Kobo Daishi Kukai - 弘法大師 空海 - 伝説 .

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